好きなんだよど畜生め…!!












恋愛二次方程式












誰が?誰がってそりゃあ…





同じクラスの観月





…変わってる?んなことないよ!やっぱあるかもだけど!(どっちだ)





どこがって言われてもすんげぇ困る…!ホント何処なんだろう





あぁでもあの端正な顔立ちって女でも憧れるよ…(特に私みたいなのはさ)





嫌味ったらしい性格はちょっと頂けないけどね












「ですからココはこの解法を使います…わかりますね?」



「だから分かんないから聞きに来てんでしょわざわざ」



「君はどうしようもないバカですね(笑顔)」



「アンタはどうしようもないナルシストだけどね(激笑顔)」



「お前ら痴話喧嘩は余所でするだーね…」



「「黙れアヒル」」



「……………」





だって数学苦手なんだもん



っていうか数学得意なヤツって可笑しいよ人間じゃないって絶対(失礼)



これからの人生でXやYを使って数字を求める機会は一体何回あると思う?



式を提示されてグラフ作って比例だの反比例だの言う機会が一体どれほどあると思う?



ないね絶対(断言)





「だから出来なくてもいい…」



「じゃあ何故聞きに来たんです」



なんとなく?





まぁ観月の顔がみられて勉強わかったら一石二鳥だしね(本音)





「…ボクが時間を割いてあげているんです、真面目にやりなさい真面目に」



「はいはい観月先生」



……



「何」



「…では次の問題にいきましょうか」



「イヤ聞けよ人の話、何今の沈黙」



「君はボクの話を聞きなさい、見捨てられたくなければ



「スイマセン」





こんな訳わかんない掛け合いも大好きだ…!バカにされてんのは重々承知だけどね!!うん!!



これだったら数学苦手でもなんか得してる気分だし



告白なんてそんな気持ちの悪いモノしたいとは思わないんだけどさ(…)



あぁでも観月が彼氏なんですよって堂々と言えたらどれだけ興奮するだろう(興奮するのか)







「これだけ覚えれば何とかなるでしょう」



「…うんうんオッケー大丈夫…覚えてる。どうもサンキュー観月」



「まぁボクがこれだけ教えたんですから当然ですね。悪い点取ったら島流しですよ?



「(島流し!?)…ういっす」



「さて、では送って行きましょうか」



「え?いいよ別に寮すぐそこだし」



「君みたいな人でも女の子ですからね。礼儀としてですよ」



「あぁ紳士に見せかける為の偽善ね



一度喋れなくしてあげましょうか?



「申し訳ないです。よろしくお願い致します」





っていったら観月が一瞬残念そうな顔をした(ような気がする)



何アンタ私の口が開けなくなるほど殴るつもりだったの?



それとも言葉でズタズタに言い負かすつもりだったの?



そりゃあさすがの私も遠慮したいッス観月さん



なんて事を考えながら帰路についた











そしてしばらく経ったある日に試合があった



観月好きの私はいつものように観に行ったんだけど結果は



惨敗



相手が青学だったって事も相成って聖ルドルフは全国行きの道を閉ざされた



試合が終った時の観月はもう荒れて荒れて仕方ないみたいだった



ふふん。いっちょ私が愛のパワーってのを見せてきますか(キモ






「何泣いてんの」



「泣いてなんかいませんよ。あっちへ行って下さい」



「いいじゃん負けたって」



「君にボクの何がわかる!わざわざ地方からやって来てこのザマだ!僕らは勝たなきゃ意味がないんだ!!」



「…ふむ、でも誰も観月を攻めてないし。寧ろ感謝してるみたいだし」



「………」



「私は皆のためにメニュー一生懸命考えてた観月が格好悪いとか思わないし(っつか格好良いし)」



「余計なお世話です…」



「うん、だとは思う。ハイタオル」



「君には…」



「…何?」



「君にだけは見られたくなかったんですよ」



「……」





心(ハート)に159のダメージ!(微妙)



何私に(しかもだけ)見られたくないって!畜生悪かったな私で!!



でも放っとけないじゃん観月だからさ!しかも泣いてるし!!(色っぽいし!



だってアヒルとか果てしなくどうでもいいもんね!!(贔屓)




「…へいへい…じゃあ先に帰るから」



「…君って人は場の空気を読めない人ですね」



「は?」



「言い返して貰わないと、困るんです」



「…(言い返したらバカにするくせに…コイツ某黒子部長と同じくらいの我儘だな)」





何でって聞こうとしたら腕を引っ張られて



私の口を観月の口で塞がれた



つまり






キス(ついでにファーストキスだ畜生)







「ななな…!何!?何が起こったんですか観月さん!!?



「でないとこうやって口を塞ぐ理由がなくなるでしょう?この間といい…」



「(そういう意味だとは思ってなかったし!っつか同じ事しようとしてたんすか!?)」



「…まぁ君は別にボクの好みではないんですがね」



お前いっぺんどついたろか(怒)」



ここで犯しますよ(笑顔)。話は最後まで聞くものです」



「(ガタガタ)」



「君はボクに依存しすぎです」



「なにお!?(ショック!)」



「そして同じ様に僕も君に依存してしまったんですよ


今分かりました。僕は無意識に君を求めていた


君がかけてくれる言葉は、僕の醜い心を真っ白にしてしまうんですよ。単純ですからね」





うっわ



ポエマーだ



なんかポエマーがいるよ気色悪いよ



っていうか私が観月に依存してるって事微妙に言い訳にしてない?(しかもさり気にバカにされてるし)



え?ムード無いって?



うん、今自分でもそう思った(にっこり)






「さて、聞かせてもらいましょうか」



「返事?」



「勿論です」



「分かってる癖に…」



「意外と鈍いんですよ?言ってもらわないとわかりませんね」



「…サディスト(ん?観月好きの私はマゾか?そうなのか?)」



「…で、貴方はそのサディストの事をどう思っているんですか?」



「…好きです…ええ好きですよもの凄く」









「宜しい。僕も大好きですよ








似合わない屈託の無い笑みで







これ以上無いほどにコイツに落ちてしまった








「好きな人にみっともない姿を見せるのはイヤでしょう?ですから、君に見られたくないと言ったんです」



「あそう」



「まぁこれからは僕以外の男を見たら…容赦しませんけどね?



「………」









落ちた












早まったかも知れない












「逃がしませんよ」





















複雑になりそうだった私の恋愛方程式



観月が言い放った言葉の解法で



簡単に解けた









:::::::後書き:::::::

わぁ何かクサイなぁ!!

観月はかなりの好きキャラなんですが、なかなか連載に出せないのでココでもう

っていうかギャグ夢サイトでしたよね!?ココそんな感じでしたよね?!

でもほのぼの一直線は無理なので中途半端にギャグな感じに…!

何だコレ!初個人夢にしても酷すぎる!!観月黒いし!!

そしてやっぱり私が書くヒロインは可愛いという要素が備えられていない気がする…

心で人を惹きつける人って何か素敵だと思いませんか

05/02/20
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