一本の電話から全ては始まった










潜入!あとベッキンガム宮殿!















「「「「「「「「「「お疲れ様でしたー!」」」」」」」」」






「あ〜…つっかれたー…今日も頑張りました〜」



「お疲れ、。今日も色々と大変だったね」



「う〜…でもまぁ明日は休みだからね、出し切っちゃった感じ…」



今日のドリンク(誰かさんのと違って)マジで美味しかったにゃー!何が入ってるの?」



「良かった良かった…うんと…なんだったっけ…」



先輩、今から何処か食べに行きません?」



「お!いいね越前!」



「俺も一緒に行ってもイイか越前?」



「いいっスよ桃先輩」



「おチビと桃だけズルイ〜!俺も行く!!」



「ボクも一緒させてもらってもいいかな?」



「大石も行くよな?な?おーいし!」



「え?じゃあ…そうしようかな」



「手塚にタカさんに乾に海堂も!こういう時は一緒に行くのが仲間だろ〜?」



「俺も行っていいのかい?」



「…わかりました…」



「良いデータが取れそうだな、俺も行くよ」



「…たまには悪くないな」



「「「「「「「(手塚(部長)が!?)」」」」」」」





う〜ん…素敵な日常だね…これぞ中学生の部活帰りって感じ…




こんな所で中学生らしさを実感するのも如何な物かだけど





プルルルルル…






「あ、電話……はいもしもし…」



「こんな時間に誰だろにゃ?」



の番号知ってる人はいっぱいいるからね…(開眼)




はぁ!?何急に!え!?もう向かって…?イヤだってそれ無理…ちょ…ま…ねぇってば!………切れた」




「な…なんですか?今の電話」



「っていうか誰からッスか?」



「……跡部」



「「「「「「「「「跡部!?」」」」」」」」」



「……『明日休みなら俺達との交流を深める為に今から俺様の家に来い』って…っつか…泊まれって」



「「「「「「「「「泊まる!!?」」」」」」」」」





いちいち声を揃えてくれてありがとう君たち





「何言ってんのさ!女の子が一人であのメンバーと泊まりだなんて危ないじゃん!」





確かにね、体力系ゲームとか持ち出されたらやばいよね(←違う)





「あいつら俺達のマネージャーに何する気だ?」





いや何もする気はないだろうけど






「そりゃあんまりな言い草だろ、桃城よ」



「げぇっ!跡部さん!?」



さんを迎えに来ました」



、もう話はついたのか?」





あ、日吉もいるのか…いやいや宍戸、見りゃわかるでしょ、ついてるはず無いから(笑顔)





「なんや…俺らの話でもちきりみたいやん?おーきに」



!迎えに来たぜ!」



「今日は俺達と跡部ん家に泊まるってホントかー!?」



「嬉しいっス!」





出た癒し系!!(鼻血)あ、モチロン忍足は違うけどね!




鳳ジロ岳人……私の心を揺さぶるような言動は慎んでくれたまえ君たち(激しく揺れ動き中)





「何言ってるのかな跡部…彼女は何処のマネージャーか分かって言ってる?ん?」



「分かってるに決まってんだろーが…悔しい事にな」



「じゃあ交流なんて必要ないんじゃないかな?ねぇ?そうでしょ?」



「せやけどこれから確実に色々関わっていく事になるしなぁ?俺らも の事知っときたいねんけど」



「知る必要なんてないよ伊達眼鏡



(また見破られてる!)



「とにかく今日一日 は俺達が預かるぜ!」



私の意見は無視かコラ



「誰が預かって良いと言った」



「ふん、こういうのは早い者勝ちって相場が決まってるんだよ。悔しかったらお前達もやればいいだろうが」



「……なんだと?」



「なぁ? もたまには俺らと一緒におりたいやんな?」



「えええ!?(無視してたくせにいきなり振るなよ!)…いや…その…」



「……一緒に来てくれないのか?」



いないと寂C〜…」



さん…」





ごぶっはぁぁあ!!(大量出血)





なんだよもうこいつ等皆犬耳付けてやろうか!そんで効果音に『クゥ〜ン』とか入れてやろうか!!





「わわわ分かりました!氷帝のお泊まり会、是非参加させて頂きます!あー嬉しいなぁ!!」



……可哀想に脅されて…」





いやいやこのまま躊躇してると私のがね、ほらあの危険だったからね(吐血・鼻血で)





「でも跡部の変な策略にハマったら絶対に駄目だからね?いい?、危なくなったら僕を呼ぶんだよ?直で



「う…うん(直でいいの?)



「そうと決まれば善は急げだ、車に乗れ」





車…って




その……お車?







イッツリムジン☆







「…あははは…なんとなくね…何となくわかってたけどね…(この前もリムジンでどうのって言ってたしね)」



「我慢しぃ…俺らも結構イヤやねんでコレ」



「あぁ!?何か文句でもあるってのか!?」



「じゃあ不二、行って来ます。皆、また今度一緒に行こうね〜」









「あ〜あ…行っちゃったぁ…」



(跡部のヤツマジで一回締めとこう)



先輩いないとつまんないっすね〜…」



「男だけでファーストフードってのもなぁ……」



「「「「「「「「「はぁ……」」」」」」」」」












「リムジン乗ったの初めて…コレ何?」



「冷蔵庫だよ、何か飲みたいのか?」



「え?イヤそういうことも無いんだけど……」






っつか長いな




この車長いよウン




アレだろ?ダックスフントとか言うんでしょ?(納得納得)




もう敵いませんねお坊っさまにはホント☆





「俺たちも跡部の家って行った事ねぇんだよ」



「そうなんだ、じゃあ今回初めてなんだね」



「だいたい想像はつくけどな…」



「いやいや跡部も人の子や、俺らの考える許容範囲内な家に決まってるやんか」



「でも大豪邸っつー覚悟はいりそうだよな」



「跡部だもんな〜!なんかすっごそ〜!」



「洋風であることは確かですね」



「きっと海外の大富豪みたいな家なんでしょうね!樺地は行った事あるのか?」



「…ありません…」



「東京なんだから海外の大富豪ほどの土地はないと思うぜー?」



「はっはっはっは!だーよね〜?」
















「「「「「「「……………」」」」」」」






私達が悪かったよ







「あとべ…ココが…アンタの家?ですか?」





なんちゅー豪邸…こりゃ確かに宮殿と呼ばれても仕方ない




がしかし次の瞬間思わぬ言葉を聞いた





「?部屋だよ部屋





くらっ…





「わあぁぁ! 死ぬなっ!!」



「アホか!跡部!部屋ちゅーんはな、家の中にある区切られた空間の事を言うんやで!?分かってんのか!?」



「じゃあ別に問題はねーだろ、この土地が俺様の家だ、そこにある限られた空間がココだぜ?俺様に与えられたんだから部屋で構わねぇだろ」



「こっ…この金持ちがー!!



「忍足落ち着け!気持ちは分かるが殴っちゃだめだ!



「そうですよ!落ち着いてください忍足さん!」



「あは…世の中には色んな人間がいるのねがっくん…」



「(がっくん?)あ…あぁ…そうだな」



「マジマジすっげー!!コレが跡部の部屋!?広そうだなー!」



「広そうというか実際広いでしょうコレは」



「ウス…大きい…です」



「もう外は充分見ただろう、中に入るぞ」


















「中も予想以上に大きいね跡部」



「俺様が案内してや「こういうところって自分で歩き回って探索するのが楽しいんだよなー!」



「おおジロちゃんそれは名案!」



「俺もそういうの好きー!」



「よーっしぃ!一緒に探検しようぜぇ!!」



「「おーーー!!」」





「…跡部、元気出しぃ」



「…………」










「どうやらココはキッチンのようですね隊長!」



「え?隊長って誰?」



に決まってんじゃん!なぁ岳人!?」



「そうだな!頼りになるし!」



(そりゃまた妙な所で…)にしても…部屋(?)のキッチンの割には人が沢山居るんだね…専属コックってヤツ…?」



「…かもなぁ、もしかして俺達の晩飯作ってくれてるんじゃね!?」



「マジ!?だったらすっげー!!」





ココは跡部の(自称)部屋で




どこぞの高級レストランではないはずで…




でもこんなに広い厨房があって、コックさんも沢山居て…





「次行こうぜ次ー!」





…………偉大なる不二様へ




探検が終わるとき私の心臓は動いているのかが心配です    かしこ





「ココは応接間のようだね」



「テレビとソファーしかねぇもんなー」




「なぁ二人ともー!ちょっとこっち来てみてー!」




「ジロちゃん何か見つけたみたいだね」



「行ってみるか」












「「…………………」」







「がっくん…コレは…大理石だよね?シールとかじゃなくて…本物の…」



「…だな」



「ココは…ホテルではなく…跡部の(自称)部屋だったよね?」



「…だよな」



「ひっろー!すっげー!すっげーー!!」



「死ぬほど入りづらい…ね…いつも一人で入ってるのかな?」



「…俺ん家の風呂の何倍だろ…」



「お手伝いさんに体洗って貰ってたりしてなー!」



「……うげぇ…それは引く…」



「誰だって引くぜ…(一瞬想像しちまった…)





「おー?こんなトコにおったんか三人とも」



「あ、おっし…たり…と皆」



「?何か 皆にあだ名付けるの好きみたいやな、好きに呼んでええで? やったら」



「そういやそうだな、ジローの事とか鳳の事とか…俺の事もがっくんとか言ってたよな確か」



「…たまに向こうで呼んでたからついつい出ちゃうんだよね…ごめん」



「かめへんて、そんで俺の事なんて呼ぼうとしてたん?」



「…おっしー」



「!!!」





…オタリとかもアリだろうけど(…めっ)





ホンマごっつ可愛いこと言うてくれるやんかええやんなぁ恋人同士みたいで!!」



「ええぇ!?か…可愛いの?この呼び方(うっそダーン…)



「こらゆーしくっつくな!!…!俺の事これからもあだ名で呼んでくれよ!なっ!?」



「おれもー…」



「俺もその方が嬉しいです!」



「くぅ…皆ありがとう…がっくんにジロちゃんにチョタ…!!」



「…俺にはあったんですか?」



「うん、ヒヨとかピヨとか(キノコとか)…さすがにきついかなと思って…呼ばなかった」



「構いませんよ… さんなら」



「え!?やったぁ!ありがとうヒヨ!!」



「……俺様には無いのかよ」



「…イヤ跡部にもあったんだけど私は呼んでなかった…跡部は跡部で」





跡部って何かやっぱ…跡部って感じだったから呼んでなかったんだよねぇ…





「……?例えば?」



「べー様とか……けごたん…///とか…?」



「っ!!!!?」



「うわ跡部鼻血!!



!そんな刺激の強い言葉赤面しながら(しかも視線逸らしながら)言うたらアカン!!(俺もキたわ!)



「そんな言ったって…コレ本人目の前にしたら普通に恥ずかしい…!!」



「そっ…そっ……!!(けごたん!)



「跡部しっかりしろ!」





「…やっぱり「跡部」のままがいいんじゃね?」



「いつもこれじゃあ…大変ですもんね」








のっけからどえらい騒動な跡部家お泊まり会




無事明日を迎えられるかも心配になってきました (16歳)です




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